2000/08/01

     I LOVE SURFING
                         by Toshi
          NORIさんの弟子のとっしゅです。 ぜひ、読んでくださいね。



 はじめてサーフィンをしたのが今から3年くらい前。

 そのころは月に1回程度で、10月には海にははいっていなかった。

 そんな俺がサーフィンを本気でしようとおもったのは、2年くらい前の事、

 あれは雨の日の夕方だった。  先輩の紹介である女の子と出会う。

 そして、2人は恋におちた(俺だけかも??)はじめて女の人を本気で好きになった。

 そんな気持ちとはうらはらに、2ヶ月くらいで、見事にふられてしまった。

 つらくてどうしょうもない日々が続いた。  


 そのつらさを忘れるために、サーフィンを本気ではじめることになった。

 週に1回から2回しか大学の授業の関係上いけなかったが、気持ちは本気であった。

 そんな中、ある人物と出会った。 それがNORIさんだった。

 NORIさんと出会って約1年、海に一緒に行ってもらえるようになってから、

 だいたい2ヶ月くらいがたつ。

 初めて波乗りをしているNORIさんを見たとき、うますぎで、かっこよすぎで、

 まるで雲の上の存在の人物に見えた。

 はじめは本当に言葉もかわせなかった。そんな日々が、しばらく続いた。

 ーんがしかし、突然NORIさんから1本の電話がー‥。

 ビクビクしながら電話をとると、オフ会の誘いの電話だった。

 本当に嬉しかった。バイトは急きょ休みにした。


 オフ会のあと、ちょうど就職がきまり、海にいける環境になった。

 勇気をだしてNORIさんに電話をした。「海いってもらえますか?」

 それ以降週に3回海につれていってもらっている。

 少しだけ、NORIさんとの距離が縮まったようだ。   本当にかっこいい。   

 俺がもし女だったら、あそびでもいいから、つきあってくれといっていただろう!

 NORIさんと出会ったことによって、波乗りに対する姿勢が変わった。

 本当にうまくなりたい。  NORIさんみたいにうまくなりたい。

 約2ヶ月間NORIさんと海にいってもらえるようになってから、

 以前とは違う気持ちで海に向かい前とは違うライディングをしている自分がいた。

 そこには、普段生活には見られない自分がいる。

 海にはいっている自分は本来の自分の姿を映しだしている。

 いままで探し求めてきた、自分の最高の居場所をみつけたのである。

 もう波乗りはやめることはできない。

 波乗りに純愛をしている自分がそこにはいた。



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