2001/05/06

        胸の鼓動
           OLサーファーであって「ミドリガメさん」とは違います
                          by カメ



 朝が、待ちどうしくてたまらない。

 早く眠りたいのにワクついてなかなか眠れない夜。

 どうして、こんなにも胸が高鳴るのだろう?

 こんなドキドキワクワクはホントに久しぶりの経験だ。


 サーフィンを始めてもうすぐ、1ヶ月

 この1ヶ月、こんなにも休みを待ちわびた事があっただろうか、
 
 ってぐらい、休みを待ちわびていた。
 
 海のあつーい洗礼を受け、波にもまれ、

 死ぬほど巻かれて、死ぬほど巻かれて、死ぬほど巻かれた。

 海水飲みまくり、鼻から海水を垂れ流し←(鼻水って噂!?)

 体のあちこちにアザを作り、初クラッシュも経験し軽いが怪我もした。
 
 貧弱だった体も、少し筋肉質になった。

 友達にはヒキまくられ、この美白ブームを逆行している自分。


 だけど、後悔している自分はここにはいない。

 何もりも、あの始めて波に乗った感覚が忘れられないのだ。

 想像するたびに胸が高鳴り、鼓動の早さを感じる。
 

 こんなにも自分を熱くさせたものが今までにあっただろうか。
 

 22歳にして、この危ないサーフ天国に私も足を踏み入れてしまったようだ。


 サーフィンを始めて、自分の気持ちではどうにもならない

 海という大自然と触れるうちに自分自身1つ大人になれた気がする。
 
 また、宇宙から青く輝く地球を観測するような、

 グローバルで、広い心を養わせてくれた。
 

 そんな、遅咲きサーファーOLからいえることは

 自分がやりたいこと、なりたいもの、自分を信じて突き進め!
 
 描いた未来をただ、見つめてためらうばかりじゃ前に進めない。
 
 やり直しがきく今、この瞬間を逃さないように。

 
 GooddayもあればBaddayだってある。

 どんなどしゃ降りの雨だってやまない雨はない。
 
 雲が流れて、空が拡がって行く。

 晴れた青空向かって笑顔を見せよう。
 
 虹を超えてかかげた未来をこの手で掴み取ろう!


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