おれはサーフィンをはじめて今年で2年目になるお子ちゃまサーファーだぁ!
おれがサーフィンを始めたころは、
まだ友達もすくなく車もないため毎週電車と歩きでポイントまで行っていた。
朝4時に起きて始発で新宿から千葉まで2時間半。
そして、ポイントまで片道30分から1時間かけて雨が降ろうが
風が吹こうが歩いて通っていた。
海に行くまでに、きれいな田園風景やおいしい空気を吸いながら
のんびり歩いていくのがすごく楽しかった。
途中で、だれもいない屋台でトマトが売られていたのには驚いた。
横においてあるペットボトルに百円を入れれば変えるシステムになっていて、
東京だったら間違いなくだれかがかっぱらっちまうんだろうけど、
ここでは当たり前のシステムらしく新鮮だった。
そして、買ったトマトを歩きながら食って海へ向かった。
うまいんだなぁこれがっ!
始めていくポイントはなかなかポイントまで行けなくて、
地図を片手に1時間山の中を歩き回って
やっと海が見えた時の感動は一生忘れないと思う。
海に着いたら浜辺に荷物を置いて、財布は砂の中にうめてサーフしていた。
たまに潮がみちてきて荷物をさらわれそうになったり、
財布をどこにうめたかわからなくなっちまったりしてかなりスリリング!
波が良かろうが悪かろうがただ海に入って遊んでるだけで楽しかったんだなぁ〜。
最高っ!
今は車持ってるサーフ仲間も何人かできたおかげで、
電車で行く回数はほとんどなくなっていい波に乗れる回数も増えてきたけど、
正直電車で通っていた最初の1年間の方が楽しかった。
へたくそでがむしゃらだったけど、
ダンパー気味の波でもおもしろく感じていた最初の1年間にはかなわない。
今でも、最初の気持ちを味わいたくてたまに電車で通っちまっているっ!
やっぱなんでもそうだけど、最初の気持ちって大事な気がするなぁ〜。