2004/08/05
関西弁の湘南サーファー
BY かっちゃん
 

 

僕は今年社会人2年目を迎える23歳です。
現在、東京に住んでいて、2年目を迎えてます。
大学時代まで関西で育った僕は就職と同時に東京にやってきた。
関西にいた頃、東京(というか関東?)って全く未知の世界であり、
正直、あまりいいイメージがなかった。

僕は、関西にいる時からずっとサーフィンに憧れていた。
理由というものは特になかったのだが、あえて言うのなら、海が大好き!!だったから。
関西にいた頃、サーフィンをやっている友人もいなく、
サーフィンを始めたくても中々そういう環境になかった。
サーフィンをやってるわけでもないのに夏になると海に行って日焼けをしていた僕は
よく「丘サーファー」とか言われていた。
確かにサーフィンをやったことはなかった。
でも、少なくてもそんな奴らより海が好きだと!!言える自信はあった。

就職で関東に来たのも、正直、自分の意思に反するものだった。
当然、大阪で働くものだと疑ってなかったのだが、
配属されたのは本社のある東京だった。
初めて東京に来た時は正直、度肝を抜かれた。
大阪とは比べ物にはならないなと思い、毎日家に閉じこもっている日々が続いた。

仕事に慣れ始めた頃、仕事で湘南付近行く機会が増えた。
134号線沿いを車で通ると海が見えてきた。
少し、車を止めて海に行くと、
サーファーが楽しそうにサーフィンをしている姿をただ眺めていた。
その時、僕の中で、「今からでも遅くない、自分のやってみたいと思うことを今しよう!!」
と誓い、今年になって晴れてサーフィンデビューした。
初めは、もっと簡単に出来ると思っていたが想像以上のスポーツだった。
パドリングしてもすぐ疲れるし、板には立てないし・・・
でも自然と倒れてもチャレンジしている自分がいた。

そして、初めてボードに立った時、
今までの人生で見たこともない光景を見たような気がする。
海面で反射する太陽をボードが切り裂いていき、そのしぶきが飛び散るあの光景。

 本当に感動した。
 今でも忘れれない綺麗な光景。

関西から来て2年。こちらの生活にも慣れてきた。
そして今、サーフィンという最高の楽しみを持ちながら働いてます。
まだまだサーフィンを始めて4ヶ月。
まだまだ下手やけどこれから一生続けていきたいと思う。
正直、いつまで関東に居れるかわからへんけど、
サーフィンがある限りどこに行っても自分は自分でいれると思う。
そして、いつか地元に戻ったとき、真のサーファーでいれればと思う。

PS 茅ヶ崎最高!!!海で関西弁が響いていたらそれは僕かもしれません!!!☆



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