2004/09/08 | |
ひとりごと BY yuka |
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* 。.:☆*。☆.。. :*.゜:* 高校最後の夏休み、美白主義の私は、まんまとガングロブームに乗ってしまった。 初めて水面を滑った時の記憶は、鮮明に頭の中に残ってる。 でも、なんで波乗り始めたんだっけ・・・?? 忘れた・・・ 《波に乗る》ことに出逢って2年目の冬、突然海に行く気がなくなった。 スノボが好きな彼氏と一緒にいたかったから。 その彼は多趣味で、頭も良く、大手企業に勤め、 いろいろなことを教えてくれ、そして、私を大事にしてくれた。 だから、波乗りは、やめた。 ・・・つもりだった。 《波に乗る》ことに出逢って4年目の夏、海にいた。 スノボ彼氏とは、別れてた。 ゲットしただけで涙が出そうだった。 でもやっぱり、なんで海に行ったのか覚えてない。 《波に乗る》ことに出逢って6年目に突入。 隣には、サーフィンが大好きな彼氏がいる。 キスをするのも忘れてしまうぐらい、ものすごい速さで眠りについて、 空が明るくなる前に起き出す。 口を開けば『サーフィン』。 30歳にもなるのに、公園にいる子供みたいに目がキラキラしてる。 私を『相方』だと思ってるらしい。 でも突然、“ずっと一緒にいような”と言ってくれる。 貧乏な私たち。とってもしあわせ。 本当に、ただ純粋に、《波に乗る》ことに出逢えてよかったと思う。 * 。.:☆*。☆.。. :*.゜:*。.☆*。*☆.。. :*.゜☆ .:* .☆*。 * 。.:☆*。☆.。. :*.゜:* |