サーフィン@マガジン
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耳に溜まった水の抜き方

耳の奥には鼓膜があるので、穴が空いているなどがない限り、主に耳に水が溜まっているのは「外耳」と呼ばれる部分になります。

綿棒やティッシュでは採れません

水が溜まっている場所のイラスト潜って上がった後で、耳がふさがったような詰まり方は、この外耳に水が溜まり、外耳道を全て塞いでしまった為と思われます。耳の中には毛がフサフサ生えているので、水滴が毛にからまりなかなか出てこれません。普通は頭を斜めにするなどすると、溜まった水滴に傾斜が生まれ、自然に流れ出てくるはずなのですが、サーファーズイヤー等で軟骨がせり出している場合などは、なかなか出てこなくなります。

軟骨がせり出していなくても、構造上耳の奥に溜まった小さな水滴は綿棒やティッシュで作ったコヨリなどでは採れません。特にコヨリはちぎれて耳の中に張り付いてしまう恐れがあるのでやめておいた方がいいです。

耳の中の水は簡単に取れます

外耳道は傾斜しており、鼓膜付近は少し凹みがあるので、道具を使うよりもこの傾斜を利用して排出した方が簡単に解消できます。

仰向けに寝転がり「あ~う~あ~う~」と口を開閉しながらその後1~2分じっとした後、詰まっている耳の方を下にするように、ゆっくりと頭を転がすと奥の方からタラ~と出てきます(出てくる瞬間はなんとも言えないゾクゾク感がありますよね)。小さなお子さんにも使えます、この方法。よく分からない方は寝転がってゴロゴロしてるだけでも良いです。

サーファーは波待ちしながらよく頭をゴンゴン叩いて水を出そうとしている人がいますが、叩くと脳へのダメージの方が大きいのでやめておきましょう。

それでも出てこない場合は外耳が自然乾燥(夏だと3時間、冬だと1時間ほど)すれば解消しますが、気になって仕方がない方は耳鼻科に行って相談しましょう。海水浴やサーフィン後の耳の中には砂の粒などもあり、下手に綿棒でこすると外耳を傷つけてしまう恐れもありますし、鼓膜のすぐ近くなのでツンツンするのは得策ではありません。

鼻に溜まった水の抜き方

副鼻腔のイラスト鼻の奥、頭蓋骨の中には表からは見えない「副鼻腔」という空洞があります。サーフィンの際に水が溜まると思われるのは主に「上顎洞」と呼ばれる副鼻腔で、鼻よりもやや下に空洞が広がっているため、ここの溜まった水は立ったままの状態では流れ出てくることはなく、頭を下げたときなどにドドドっと出てくるのです。

この上顎洞の入り口は鼻の内部横側にあります。ふつう、鼻に水が入ればツーンとしそうですが、ツーンとなるのはさらに奥まで水が入った時だけです。なので「鼻に水が入った覚えがないのに溜まってる」という現象が起こります。

この上顎洞と鼻の中をつなぐパイプはやや上方を向いています。さらにその出口は上顎洞の横にへばりつくような構造になっているため、上顎洞に溜まった水の抜き方にはコツがありますので覚えて下さい。海から上がってささっと鼻から水抜きできたらカッコイイです。

  1. ヒザに手をつき、頭を下げ、口で息をします。このとき、鼻の奥の方で水が流れているような感覚がすればOK。
  2. 下を向いたままの態勢で、溜まっていると思われる側を下にして、顔をゆっくり横に向かせます。
  3. さらにゆっくり頭を起こしてゆくと~・・ポタポタポタ~~(笑)横向きで起き上がるような感じです。

海水は意外に汚いので副鼻腔に溜めたままでいると危険ですのでなるべく早めに抜いてしまいましょう。溜まったままでいると目の奥が痛くなったり、頭痛がしたりすることがあります。どうしても抜けない場合は耳鼻科に行って相談してください。

どうですか? 鼻の水は抜けましたか?