いきなり結果にいってしまうが、ファイナルヒートは2年前のスペインと同じく、
ボー・ヤングとジョエル・チューダー。
現在のロングボードシーンのシンボライズサーファーの対決。ボーはかのレジェンド、ナット
・ヤングを父にもち、自身もこの歴史の中で4度の世界チャンプに輝いているLB界のスーパー
スター、血統書付きのサラブレッドである。一方ジョエル・チューダーは、幼少の頃から
ドナルド・タカヤマの秘蔵っ子としてカリフォルニアで注目を浴び、同じくナット・ヤングを
師とし、「現代ロングボードのテキスト」とまで言われる天才少年。
ボー・ヤング↓
ジョエルがGフッター、ボーがRフッター。
この日プラヤ・ド・ローザはレギュラーがコンスタントにロングウォールを創り出す。
ジョエルがグーフィー側を3ストリンガー/シングルフィンのクラシックボードで左右横方向に
攻めるのに対して、ボーは1ストリンガー/トライフィンの軽めのボードで大きめの波を縦方向
にカットバック&フローターで攻め続けた。
ジョエル・チューダー↓