そういえば本当だったら今日はオリンピックが開催されていたんだなーと思ったら釣ヶ崎(志田下)の波がどんなだか気になって見に行ってみました。
一の宮に来たのは2年ぶりなんですが、あちこちに「売地」だの「テナント募集」「入居者募集」の看板が立ち並んでて、お店もがっつり増えてて、いかにオリンピック特需に期待していたかがうかがい知れます。
無情にもオリンピックはコロナの影響で1年延期になってしまったわけですが、これらの特需を見込んだビジネスは1年も持つのだろうか?もしも延期が中止になってしまったらどうするんだろう?とかそっちが気になってCHP過ぎたあたりからキョドってしまいました。
昔ながらの変わらぬ風景、東浪見周辺を過ぎ、志田下の入口が見えてきました。ゆっくり左へ曲がると、海岸までの道のりはキレイに舗装されています。昔は凸凹で右へ左へタイヤを取られないようにクネクネ曲がりながらポイントまで向かったのが懐かしいです。
日本屈指のサーフィン道場、波はいかに!
駐車場に車を停めて波チェック♪
なんじゃこりゃ!!?
風はオンショアで面ぐちゃぐちゃ、波のサイズはヒザモモ、セット待ってなんとかコシハラ。だら~んと緩い最低な波でした。
ロングでシコシコ乗ったフリする程度ならいいけど、ショートじゃ絶対つまらない(ちなみに志田下はロング禁止)。入ってるサーファーもすぐ上がって帰ってきました。
もしもここでオリンピックが開催されていたと思うとゾッとします。
世界中からトップサーファーが集まって、世界中にテレビ中継されてこのショボ波・・・俺が初夢で見て恐れていたことが現実に起きそうになっていたわけですよ。ホント不幸中の幸いだったかも。
サーフィンがオリンピックに名乗りを上げた時から一部サーファーからは「そんな無茶な・・・」とは言われていたんです。
人工サーフ場があるならまだしも、100%自然に頼る大会なんて失敗する確率は50%だぜ?と。結果、完全に失敗でした。
志田下よりも宮崎がいいだの、高知がいいだのいろんな意見がありましたけど、各地のブログを見る限りどこもショボイ波しか無かったみたい。
こうなると場所が問題では無く、自然相手の競技はオリンピックに向いてない。という結論に達しました。
▼7/29の志田下(釣ヶ崎)の波
▼クイックシルバープロ・ゴールドコースト2019の波
やっぱり人工サーフ場が必要だ!
今回のオリンピック向けのサーフィン大会は開催されなかったけど、世界に恥を晒すところだったわけで、やはり人工サーフ場が欲しい!
莫大な資金が必要なことと、コロナの影響で日本全体が疲弊しているのでとんでもなくストロングカレントだけど、ワールドクラスの大会を日本で開催するなら必須条件になるでしょう。NSAを中心に頑張ろう!
せっかく来たので帰り道にパタゴニアに寄ってかっちょいいTシャツ買いました。Tシャツ1枚なのに5,500円!け・・・け・・・経済を回すんだ!と自分に言い聞かせながら購入させていただきました。