夏、ラッツ&スターと紫外線、鈴木英人のイラストとトップボーイシャンプー♪

コロナですっかり気が滅入ってるところで、ふと目に入った1枚のイラストに、35年くらい前の想い出がふわぁ~っと脳裏に蘇ってきて凄く楽しい気分になれた。

そう言えばまだ世の中の悩みの1つも知らない、あそこの毛も生えそろわない頃、タイル貼りのお風呂でトップボーイシャンプーをシャカシャカやりながら、ラッツ&スターのCMソングを適当な英語で口ずさんでだっけなぁ~♪なんて。

(その1~2年後にメンズムースが流行るんだけど、俺はシトラス派でした。ムスクを着けられるのは男の中の男だなって思ってましたよw)

当時流行ったイラストには意味不明なカスみたいのが散りばめられていて、「これはいったい何なんだろう?」ってずっと思っていたけど、20代の夏、炎天下で波待ちしてるときにふと「あー、あれはきっと紫外線だな」って思ったのも思い出しましたね~。

普通の人には見えない物を感じてイラスト化したところに鈴木英人さんの素晴らしさがあったんだなと今だから思えます。そこがアーティスト!

鈴木英人さん公式サイトから引用

 

過去の作品を見るとオープンカーにサーフボードが突っ込まれてるイラストがいくつかあるんですよね。テールの形状からして70年代頃に流行ったライトニングボルトとかの板なんでしょう。

今だと違和感しか無いですが、そういえばサーフィンの先輩から「昔はポルシェにサーフボードとタオル突っ込んで海まで突っ走ってたんだよ」って聞いた事がありました。まだ高速道路も整備されていないので下道でガタガタと行けばさぞかしボードはボコボコになったろうなぁ~と思ったけど、当時のボードはグラスが分厚くてやたら丈夫だったらしい。なので砂浜に突き刺したりできたわけだ。

海に着いたらボードケースにくるまって、朝まで車の下で寝てるようなサーファーに憧れて、海行かないのにサーフボードだけ突っ込んでたオープンカー乗り(いわゆる陸サーファー)もいたそうです。俺も真似して実際やってみたけど、髪の毛は潮でカチカチ、口の中は砂だらけで死にそうになりました。

そういう、なんというか無駄にかっこいい時代を象徴しているのが鈴木英人さんのイラストであり、トップボーイであり、ラッツ&スターであり、コカコーラのCMだったりするわけです。

戦勝国に湧いた50年代のアメリカを真似て、日本人が築き上げた80年代後半のバブルはおそらく二度とやってこないでしょう。太陽がサンサンと降り注ぎ、ピッカピカのボンネットを照らす日々がもう一度来たらいいのにな・・・そんな淡い欲望をかき立てられるのが鈴木英人氏のイラストであります。

トップボーイシャンプーでスカッとガシガシやりたいところだがもう売ってないし、シーブリーズで我慢しておくか(笑)

これ買って壁に装着したら毎日ハワイに居るみたいな気分になれるんだろうな・・・