2003/06/20  「対相性理論」

人間には優性遺伝というものがある。
卵子と精子が混ざるとお互いのDNAをバラし、
生殖活動において優位と思われる方を優先的に結合させるというものだ。

たまにもの凄い美女すっごいブサイクと結婚したりするが
これは美女が自分の遺伝子をそっくり後世に伝えたいがために
わざとそういう相手を選んだとしか思えない。
結婚できたブサイクは喜ぶが、恐らく彼のDNAはそこで終わるだろう。
こういう相方を俺は従順なるオプションと呼んでいる。

カップルは例外なくどちらかがオプションだ。
以前この話を嫁にしたら「じゃーおまえがオプションだな」と言われた。
オプションがという事より「おまえ」よばわりされたことが悔しい。
長男が生まれて「はぁーん、やっぱり嫁がオプションだったな」と思ったが、
長女が生まれて形勢逆転した。
長男の容姿は俺だが中身は嫁で、長女の容姿は嫁だが中身は俺だ。
1勝1敗ということでドロー。三子は作らないので決着はつかない。

少なからず自分の欠点を補う相手か、同等、もしくは完璧に劣る、
この3種類の中から相手は選ばれるものと思われる。

この相性理論を基に周りのカップルを確認してみよう。
ほ〜らどっちがオプションだか分かってきたでしょう?
人間の内部に書かれたプログラムが読めたあなたはもうNEOとおんなじです。

ごくまれにバグったカップルが現れますのでその際は読まずに削除を。


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