st day/SSが取り持つトリップ・パートナーの縁

今回のトリップ・パートナーririkoちゃんと成田空港で落ち合った。
SSの掲示板「一緒に行こうよ!」で知合って、モルジブへボディ・ボードをしに行く。


モルジブにはスリランカ・エアラインを利用して、スリランカのコロンボ経由で入った。
スリランカ・エアラインは一人に一台モニターがついている上に、食事もおいしい!
ちなみにスッチーも、ボリューム感満点の美人ぞろいダ!(私には関係ないけど・・・。)

      
     スリランカエアラインの機内食!        ボーディングパス
     ちょ〜お・いし・いぃ!!


機内は寒かったことを除けば快適で、順調にモルジブのマーレ空港に着いた。

空港ではお目々キラキラ・敬語バッチリ(もちろん日本語で)の現地係員がお出迎え。
島への高速艇を待っている間は、「ワタシ、ナカ〜タ」のオンパレード。
ここモルジブでもサッカーは、非常に人気が高いらしい。
忙しそうに働く中には本物?もいて、モルジブ代表のフォワード選手だと、周りの係り員が
口々に彼のことを自慢していた。でも前日行なわれた中国戦は負けちゃったんだって。


いよいよ高速艇に乗り込む。モルジブに着いてテンションが高まっている私とririkoちゃんは、
迷わず最前列を陣取る!でもあっと言う間に爆睡。気づくとリゾートに着いていた。
チェックインを済まし、早々に就寝。


nd day/レストラン・スタッフは、最高におもしろい!!

朝ご飯を食べに行くと、テーブルにエスコートされた。
最終日まで同じテーブルで同じボーイさんにサーブされるのだが、私たちのテーブルについた
のは日本語バッチリのアリちゃん!ジョーク好きでいつでも人を笑わせるロヒフシ・サッカー
チームのフォワードは、誰にでも声をかけレストランのチョ〜人気者。

            
            左がアリちゃん。右がムンバ。朝食に行くと必ず
            髪に花を飾ってくれる。


その友達でやっぱり日本語の上手なムンバは、人をビビらせるのが好きでキーパーをやってる。
アリちゃんとムンバのコンビはサイコ〜おもしろい。オバサン―もちろんニックネーム―の占いは、
ニュームーンみたいな特別な日にしか見てくれない本格派。そしてハッサナ。彼はロヒフシで
一番うまいサーファーなんだって。ビラボーンからのオファーがあって、すでに3回のミーティング
を終了。来年には契約を結ぶ予定だとか。


彼らのサーブは、最高に明るくて最高に楽しい。
食事の時間はいつも笑いっぱなしだったなぁ・・・。


午前。ririkoちゃんも私も久しぶりのリーフ・ブレイクということで、ドーニーに乗らず、
パドルアウトできるポイントで入ることにした。行ってみると日本人は私たちしかいない上に、
すっごいギャラリーの数!「う〜緊張するぅ」なんて思ったのもつかの間、
胸・肩で面ツルのグーフィー。もう波しか見えない!!速攻、入水。


一番ピークにはイスラエル人とドイツ人がいて、セットに必ず乗ってくる。
インサイドにはフィンを履いていないボディ・ボードだけ持った「リゾート楽しんでま〜す」的な
欧米人女性もいて、レベルはピンキリ。
でもみんなルールを守って思い思いに乗ってるんだな〜、これが。
私もマナーに気をつけながら、初モルジブ・ウェイブを満喫!


午後。せっかく来たからには「異文化に触れた〜い」ということで、
相談の結果、マーレ観光に決定〜!!


フィッシュ・マーケットを見たり、首相官邸を見たり、おみやげ屋さんを引きずりまわされたり???
最終的には自由時間をゲットして、地元の喫茶店で一休み。
リゾート用のUSドルしか持っていないにも関わらずムリヤリ支払って、
おつりでモルジブ・ルフィアを調達。地元商店を見て、あっち行き、こっち行き。

    
     マーレのフィッシュマーケット         雑貨屋さん。後ろの棚は全部香辛料!


サーフ・トリップに来て観光をしたのは初めてだったけど、
地元の人たちはみんなフレンドリーで楽しかったぁ!

rd day

午前。今日、初めてドーニーに乗って、ポイントに向かう。
ブレイクが早くて浅い上級者向けと言われているレギュラーポイントでは降りず、
その次のグーフィーポイントで入ることに。

             
             ドーニーの操縦は全部足。右側の人が中央
             寄りの足で舵を操ってるの分かる?



サイズは胸・肩以上。見た目は良いんだけど、トロ速いブレイクで乗りにくい。
でもポイントには4人しかいないから、なんだカンダ言っても、乗り放題
おまけに水はブルーに透き通っていて、真っ青な空に真っ白な雲。もう、ど〜よコレ!
思わず両手を空に向かって伸ばし、空を仰いでしまう程の満足感・・・。
顔がニタついちゃうよ。

そして誰かが気づいた。10メートル沖を、イルカの群れが跳ねながら通っていく。
今思うと、夢のよう。ririkoちゃんは3回入ったうちの2回、イルカの群れと遭遇。
このポイントはどうやらイルカの通り道らしい。

午後。覚悟を決めて上級者向けという手前のポイントで入る。
頭オーバー。ショルダーの張ったレギュラーで、
速めながらコンディションの良いブレイク。うまくいけばついていける。
そして乗ったうちの2本は、忘れることのできないライディングになった。
ショルダーが張って、右側にブルーの壁ができる。
この壁にレールをかませて「もう少し、もう少し」と思いながら乗っていく。
この「もう少し」は、自分でもよく意味がわからないんだけど、
「もう少し速く」「もう少しレールをかませて」「もう少し体重を乗せて」etc.
この波からワイプアウトしてしまわないように「少しでも長く乗っていたい」という気持ち
だったんだと思う。お気に入りポイントとして認定した。


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