夜友達のところへTELしてみると、家に来いよというわけで、サンタバーバラまで行く

 ことになった。

 サンタバーバラといえば、RINCON。  あのケリースレ−ターが8秒以上の

 ロングチューブを決めた屈指のポイントだが一回も行ったことが無かった。

 「しょうがねぇ!」と思い2時間もかけて友達のステ−シーの家へ。

 たった2時間のドライブだが、カルフォル二アの2時間のドライブは、本当に

 走りっぱなしの2時間でかなり単調な道。

 しかも一人でかなり眠いしだるい。ようやく着いて、アメリカのデニーズで待ち合わせ。

 日本と違い、品数もサービスも違うものの、量はかなりのもの。

 そんで久しぶりに話が弾んだ

 ところで、「そういえば、いまどこに住んでんの?」(英語)

 「彼女の家」 (英語)

 「・・・・・・・・・」

 「そんじゃ、ヒモか? ん!? ちょっと、まて・・・・今日はどこに泊まるんだ?」(英語)

 「もちろん彼女の家だよーははは」(なぜか日本語)

 「俺もか?」(英語)

 「うん。だいじょぶよー」(またなぜか日本語)
 
   アメリカらしいね〜

 こいつの天然ボケはいまにはじまったことじゃないけど、そんなこと始めに言えよ!!

 なんかプレゼントとか持ってくだろ!!

 というわけで、彼女の家に泊まることに。夜11時ごろになっちまって、もう寝るようだった。

 そこで彼女の母と父に鉢合わせ。 俺はバリバリの日本人だからかなり気を使ってしまった。

 でもそんな俺を暖かく向かい入れてくれて、「ゆっくりと寝てね」なんていってくれて、

 ちょっとほっとした。

 そいつとは、かなり気が合う友達でもっといろんな話をしたかったん

 だけど明日に備えて寝ようってことで、12時には寝てしまった。



 翌朝、そいつが珍しく朝早起きしやがった。 天気は曇り。 朝外へ出ると、めちゃ寒い。

 車なんか露でガラスぜんぜん見えない。なんか予想してたより、寒くねーか?

 暖房を全開にしてビーチへ。

             




 名前は忘れたけど、ここは掘れる波で、ポイントの両側はローカル

 オンリーで、もし立てれば、絶対にチューブという。

  

 はじめにチェックしたとこで、今日のうねりの大きさがわかった。頭から頭半のクローズ。

 カレントもきつそうで、これならリーフも・・・・っていうことでそっこーで移動。

 ちょっと北にいったところにまたも名前は忘れたけど、リーフでロスのマリブみたいな

 地形と波。     先端のほうからきれいに割れているリーフブレイク。

 ここから北のほうに行くとリーフがずーっとあって、波さえあればどこでもできるような

 感じのロケーション。

  


 でも時間がないってことで、さっきのポイントへ。  セットはあたまから頭半。

 ゲットするとやはり水は冷たく千葉で慣らしている俺だけど、やっぱ寒い。

 でも結構良い波だ。もうちょっとパワーが欲しいとこだけど。

 『VTR』

 するとイルカが2頭俺の5Mくらいさきでジャンプ!!ひさびさに見たと思ったら、

 今度はセット波を乗っていき、俺の横約2mくらいを通り過ぎていった。イルカの表面はかなり

 つるつるしていて、目も口もはっきり見えた。何回見てもいいもんだ。カルフォル二ア最高!!



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