サーフィン波の当て方と波情報
サーフィンに適した条件は実は超シンプルです。最適な波というのは遠方の海からうねりが入ってきており、オフショア(陸からは緩やかな風)が吹いてる状況。重要なのは「緩いオフショアが吹いてること」この緩いオフショアが波の面がツルツルな乗りやすい状態を作ってくれます。
波の立つ条件は他にも「うねり」「地形」「潮の動き」など様々ありますが、極端な話、「オフショアだけ」を意識してポイント選びをしても、比較的簡単にいい波を当てることができるようになります。
風
- 陸から海に向かって吹いてる緩い風が最適♪
- 波のサイズが小さいときは無風~2m/s、やや大きめな波の時は~4m/s程度までが最適な風速。
- 朝夕は海と陸の気温差が縮まるので風が弱まり狙い目。
- 風は暖かい所から冷たい所に吹き込む為、朝一はオフショアな状態が多い。
うねり
- 海岸に対して真っ直ぐ入ってくる必要は無い。斜めだとブレイクがキレイになることも。
- なるべく遠くからやってくるうねりの方がキレイにブレイクする。 (台風はうねりが荒い)
ベテランサーファーは天気図を見るだけでイイ波が立つのが分かる
2~3年も経過するとほとんどのサーファーは天気図を見ただけでどこにどんな波が立ちそうか予測できるようになります。多くのベテランサーファーが役立てているのは、テレビニュースで流れる18時50分頃のお天気情報だったりします。これを観て「明日行くぞ!」とか「ダメだなこりゃ」とか決めてる方が実に多い(笑)最近ではこれにインターネットの天気情報を加えて時間後との風向きをチェックしたり、サーフポイント近くのサーフショップが発信してる昨日の波画像などを加味して行くか行かないか決めてるようです。ここまでくればもう完全にベテランです。
初心者のうちは有料の波情報を使うとイイ波を当てるのが早い
とは言え、初心者のうちからイイ波を当てることは至難の業ですので、初心者のうちは有料の波情報などを使ってサクッとイイ波が立ってるポイントに行ってしまいましょう。サーフィン向けの波情報は、現地の調査員が実際にポイントをチェックして「今日の波はいいですよ」とか、サーフィンする事を基準に独自評価をしてくれてたりします。
業界ルールで全てのポイントを調べて通知するのはモラル違反なので、メジャーなポイントしか情報は流してませんが、初心者のうちはメジャーなポイントに通ってた方が無難ですので一石二鳥かもしれません。月額で数百円は自力で波が当てられるまでのお勉強代だと思えば安いもんです。デメリットとしては波情報が流れてるポイントは常に大混雑してしまうということです。サーフィンにも慣れ、空いてるポイントでサーフィンしたくなったら早めに卒業して別のポイントに行きましょう。
初めて行くポイントの波情報はサーフショップのブログが役立ちます
日本はビーチブレイクが多いので海底の地形がころころ変化します。天気図でオフショアだからと張り切って行ったポイントがドフラットだった(-_-!)というような事がないように、そのあたりの情報収集が事前に必要です。毎週行ってるようなポイントの場合はある程度予測ができますが、久しぶりに行くポイントなどの場合は、地元サーフショップのブログなどを過去1週間分くらいチェックすると大方の予測がつきますのでとても役立ちます。
チェックポイントは、波の大きさもさることながら、画像を見てポイントのどのあたりでブレイクしているのか?や、撮影時間をチェックしてどのタイミングでブレイクしているか?(干潮?満潮?)などのチェックができます。情報を流してくれてるサーフショップに感謝、感謝!(僕はせめてものお礼を込めてこういうショップでお買い物します)
というわけで、できたのがサーフィン@マガジンのサーフィン波情報ページです。サーフィンに必要なネット上の無料情報が一気に見られる!というのが味噌です。毎年更新され、波情報の提供に一生懸命なブログなどに入れ替えられます。是非ブックマークしておいてください。
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